こんにちは~、サン・テンポラリ―の田中です!
年を取ると時間が経つのが早く感じるという現象を「ジャネーの法則」(良い響き!)と呼ぶそうですが、自分も三十路界に足を踏み入れてからというもの、まさに光陰矢の如しってなもんで年月日が過ぎていきます。
そんな人間の時間感覚と同じぐらい、見えるところ見えないところ含め、技術も日々恐竜的進化を遂げているのですが、働く世代の我々にとって一番の悩みの種が「AIによる失業」でございます。
いやいや、ほんとに。もうすぐそこまでAI時代が迫ってきてます!いつの世でも等しく、必要とされなくなった仕事は淘汰されていきます。
ひと昔前の話をしますと、例えば1890年、日本で最初の電話サービスが始まりました。それに伴い新たな職業として「電話交換手」なる職業が生まれました。魔法の様な「電話」という新技術に携われるということで、求人に殺到したんじゃないでしょうか。
この電話交換手、職務内容ですが「誰かが電話をかけたときに回線同士を繋ぐ」仕事です。当時の電話というのは、まずダイヤルを入力(入力というより回す、黒電話のアレです)後、いきなり相手には繋がりません。まず電話交換手さんと通話して、相手方の情報を伝え、自分と相手の回線同士を電話交換手が文字通りくっつけて繋いで通話を成立させてたんです!!今じゃ考えられません!
でも当時の人は、誰もこの電話交換手という職業がなくなるなんて思っていませんでした。ところがどんどん電話をする人が多く、電話交換手1人当たりの仕事量が激増するにつれ、日本国内で1960年「自動電話交換機」なる機械が普及し、あっという間に電話交換手という職業は絶滅しました。業務自体は残ってますけどね、事務員さんが社長さんに電話を取り次いだり。
そして同じ様なことが今後10~20年の内にAI付き機械もしくはロボットに取って代わられるということが懸念されています。
下の図はリクルートワークス研究所さんの「全国就業実態パネル調査」という職種マッピングです。
図のX軸がマニュアルワーカー(いわゆるブルーカラー、単純労働)、ナレッジワーカー(ホワイトカラー、頭脳労働)の指標、y軸が定型業務(繰り返し同じ作業をする)の比率の指標です。
図中の赤ローマ字「a」「b」である程、AIに代替されてしまうリスクが高い仕事です。残念ながら弊社求人においても人気の一般事務職等の事務系、仕分けやピッキングなどの倉庫作業は今後淘汰されてしまうかもしれません。
また接客、中でもレジ打ちについてですが、昨今のコロナ禍でかなりの数のコンビニエンスストアさんで自動レジが導入されました。今はまだ人力でバーコードチェックをしていますけど。。。
驚きなのは、士業と呼ばれている職業についても代替リスクが高いという点です。薬剤師、公認会計士や税理士など。(薬剤師さんは研究開発に携わる方については除外。)
反対に「c」「d」の職業は指標では今後10年、20年は安泰と言えそうです。ですが前述の通り、日進月歩で技術革新は起きてますから果たしてどうなるか。。。
はい!それでは図中「c」の一番右下をご覧ください。そう、保育士さんです!!
そりゃそうですよね。初期のAI技術ではとても情操教育を育むなんて無理です。アトムや火の鳥のロビタ、ドラえもんだったら可能でしょう。あと何年かかれば人間の様な心を持つAIが登場するのかと。
ただ個人的に思うことですが、どこまで技術が進歩しても人を創るのは人でないといけません。でなければ人は人であることを辞めてしまうでしょう。。。
キリッ( `ー´)イイコトイッタ
AIに代替されてにくい、という点ではあと100年~200年は安泰な保育士さんですが、問題が全くないわけではありません。少子高齢化が進んでしまっているという点からすると、子どもは少ないのに保育士さんが沢山いる状況に陥ってしまう可能性があります。
なので、AI時代到来、少子高齢化促進の観点からすると最善の選択肢は「今すぐ保育士資格を取得して、保育士さんが余り気味になっても採用されるような経験・職歴を積むこと!」ではないでしょうか。
というわけで今回はAI技術時代の到来という観点から、保育士さんという職業が如何におススメであるか、語りました。学生の方、もしくはこれから独学or通学で保育士を目指されている方、是非保育業界にいらっしゃってください!!
サン・テンポラリ―は地域密着型保育士派遣を行っており、岐阜地区の多数の保育園さんより高い評価を頂いております。資格をこれから取得、もしくはお持ちの方は是非一度弊社までお電話くださります様、重ねてよろしくお願いいたします。
創業30年以上・岐阜市密着の人財サービス会社「サン・テンポラリー」。保育関係(官・民)や官公庁・民間企業など800社以上の信頼と実績。登録スタッフの75%が女性であることも特徴。岐阜県ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業に認定。