仕事と家庭の両立を目指す働き方が、職場に良い影響を与えてくれています。
関商工会議所事務局長 直井貴史さん
企業の経営相談や経理処理の指導から各種セミナーの開催まで、幅広い業務を行い、地域の発展を支えている商工会議所。会員企業の業種は様々で、規模も大企業から中小企業まで幅広く、商工会議所で働くには補助業務であっても専門的な知識に加え高いコミュニケーション能力が求められています。関商工会議所(関市本町)ではどのようにして高いスキルを持った即戦力となる職員を採用したのでしょうか。
事務局長の直井貴史さんにお話をうかがいました。
「”時短勤務なら働きたい”というスキルを持った主婦の方が多くいる」ことを教えてもらいました。
関商工会議所では、新たな職員を採用するにあたり、コミュニケーション能力や細かな気配りができるという点を求めて女性の採用を検討しました。そこで、岐阜で働きたい女性を応援する人材派遣会社サン・テンポラリーさんが運営する「しゅふキャリ」を知り、相談をしてみたのが最初のきっかけです。担当の方から「時短勤務なら働くことができる、主婦の方は多数いる」と聞き、一度やってみようということで求人を依頼しました。
紹介してもらった渡邉しおりさんは、経歴的にも以前、税理士事務所で働いていたということで、税務の知識に長けており、当会議所にぴったりの方でした。会員企業様から確定申告などの書類の書き方を質問される機会も多いのですが、いつでも明るく出迎え分かりやすくアドバイスする姿が印象的です。
時短勤務だからこそ仕事に集中して効率よく業務をこなす姿が、職場全体に良い雰囲気を与えてくれています。
渡邉さんは全般的に仕事が早く正確で、時短勤務ですが、大変効率よく業務をこなしてくれています。持ち前の笑顔で職場全体の雰囲気も明るくなりました。働き方改革ということでは、このような勤務でも全く問題ないどころか、逆に良い影響を与えてくれることを実感しております。
全職員が仕事と家庭の両立を支援する雰囲気を大切にしています。
渡邉さんのお子さんが発病した時などには、ご家庭を優先してもらい、仕事の面は代わりの職員が積極的にサポートしています。仕事とご家庭がバランスよく両立できるよう、我々も常にこころがけています。
創業30年以上・岐阜市密着の人財サービス会社「サン・テンポラリー」。保育関係(官・民)や官公庁・民間企業など800社以上の信頼と実績。登録スタッフの75%が女性であることも特徴。岐阜県ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業に認定。